アルティスタとして常に高い評価を受け、数多くのバイラオールやバイラオーラから伴唱者として引く手あまたの存在だった。一方で、機会があればリサイタルも決して欠かさなかった。2020年には東京でリサイタルを開き、フラメンコ芸歴50周年を祝った。幼い頃からカンタオールとして活動し、わずか11歳で舞台に立ち始めた。マイレーナではルイス・デ・パコーテとともに重要な賞を受賞したほか、1978年にはモネオ、エル・トルタ、エル・ガルバンソ、ルビチ、マテオ・ソレアらとともに、アルバム『ヌエバ・フロンテーラ・デル・カンテ・デ・ヘレス(Nueva Frontera del Cante de Jerez)』(RCA)に参加した。
義兄弟にあたるマテオとは、近年もヘレスでたびたび共演していた。2023年の「フィエスタ・デ・ラ・ブレリア」では、弟アントニオ・マレーナとともに「トダ・ウナ・ビダ(Toda una vida)」に出演した。また2025年夏には、ペーニャ・ラ・ブレリアが「ビエルネス・フラメンコ」の一環としてサント・ドミンゴ修道院回廊で開催した公演にも出演。この公演はマテオが芸術監督を務め、地元ヘレスの人々から温かい歓迎を受け、チケットは完売となった。